管理人の詩 参----------------------------------------『一』 他者基準がいまいちわかってない 僕はびくともしない 僕は何度聞かれても 同じ言葉で君の帰りを待つ 自己基準がいまいちさだまらない 人は恥をすて欲をもつ 人は何度聞かれても 同じ言葉の意味切り捨てる 割れたガラスで屈折させた 光 まだ水がこの星にあるなら 見えるさ どうでもいい基準をすべて捨てて 見るがいい 小さくできた虹が 君の足にもかかるだろう? ---------------------------------------- 『春・別れ(仮)』 一度 散った 桜を拾い集めて 舞い上がれ ほら もう一度 春・別れ 吹き抜けた風に乗り遅れた 春・別れ ときどきは思い出すだろう すぐ形にならないと あきてしまうオレだから 君のくれた パズルはもうひとつになることは...ない 一度 散った 桜を拾い集めて 舞い上がれ ほら もう一度 春・別れ 短い年月長い思い出たちを 春・別れ 涙でデコレーション着飾る これが別れ? 2人の 2人の時が離れて行く ふたつの波紋は一粒の雨に消された 僕の大好きなあの人は散らない花びら ---------------------------------------- 『人それぞれ(仮)』 引き裂かれた ふたつの部屋のカーテンを通した 太陽の光 サボテンは育つ8月の暑い部屋 ---------------------------------------- 『矢(仮)』 放った矢偶然君に刺さった? 起 それからオレの中が流された 承 君って的が離れない壊れない 転 いつしか愛し合い体を重ねた 結 こないで涙で流れる思い出達 放った矢いつも君を捕らえてた? 思い出はキレイにしまっとこうか どうだろう 次見かけたときは君はオレをどう見る? そんな風にかわってしまう景色は 季節とともにオレの色を狂わせる こんな風になっちゃってオレは満足 偶然刺さった思い出の 君の影が薄れてく 次見かけたときは君はオレをどう見る? こんな風にかわってしまった心の跡は 時間がくれた絵の具はオレの色を定めてく こんな風になっちゃってオレは満足 いつでもゼロから始まる思い出で 満足さ ---------------------------------------- |